上島会計事務所便り

名古屋の上島会計事務所から、お客様へのお知らせやスタッフが気がついたことをご案内しています。

2014年04月03日(木)

『本気で資金繰りを改善したい経営者のための銀行対策』 [研修報告]

ここのところ更新が滞っておりましたが、確定申告も終わりようやく落ち着きが出てまいりましたので、久しぶりに研修レポートを書きたいと思います。

3月27日にTKC主催の生涯研修が行われました。

第一部は『本気で資金繰りを改善したい経営者のための銀行対策』ということで大垣共立銀行で融資業務を手掛けたのち、事業再生、資金繰りコンサルティングを行っている川北英貴さんの講演でした。(ちなみに第二部は企業再編に関する講演でしたが、内容が専門的すぎるので、第一部のご紹介のみとします)

アベノミクスで世情は浮ついていても、いまだ多くの中小企業は苦しんでおり、アベノミクス景気に乗るためにも資金繰りを改善したいという社長が多くおられるということで、少なからぬ期待を持って研修に参加させていただきました。
が、講演では生々しい裏話等はほとんどなく、ごく一般的なお話に終始され、若干拍子抜け。それでもわずかながら参考になった話のエッセンスを簡単にご紹介したいと思います。

・銀行の担当者も人間なので、来た時に嫌な顔をしたりすると、やはり会社からは足が遠のくというもの。「いつでもウェルカム」ということを伝え、また「毎月試算表を渡すから」というような用事を作ってあげることで、担当者は来やすくなり、そのようにして担当者と良好な関係を築いておけば、いざというときの融資がスムーズに進みやすいとのことです。

・金利の引き下げを目的に、今ある借入を他行で借換えすると、それまで借入していた銀行との取引関係は悪化し、その後の借入が困難となることが多いため、そのような借り換えはよくよく考えたうえで行うようにしましょう。

・金融円滑化法施行時に話題となりました「実現可能性の高い抜本的な経営再建計画(実抜計画)」ですが、円滑化法終了後も条件変更をする場合には同様のものが求められることが多いようです。この実抜計画、人によっては「やることをやればいいんだから、忙しいなか、そんな資料を一生懸命作らなくたっていい」という方もいるかもしれません。
しかし条件変更に応じてもらったり、追加融資を受けるには銀行内の稟議を通さなければなりません。いくら担当者に口で語っても、決裁をする人にまでは届かないわけですから、決裁する人に対して伝わるよう、図解などを交えわかりやすく、かつ情熱をもって実抜計画を作成するということは大事なことだということです。
実際、私の担当のお客様でも円滑化法の適用は受けていませんが、業績としては追加の借入は難しいかなと思われる会社が、パワーポイントを駆使して、会社のビジョンを分かりやすく、かつ情熱をもって説明した資料をつけて申し込みをしたことで、追加の借入を受けることが出来たということがありました。

アベノミクスで景気は上向くかもしれませんが、その中で企業の「選別」は間違いなく進みます。いま条件変更を受けている企業の中には銀行の協力のもと再建が進む企業もあれば、中には見切りを付けられ、整理対象となる企業も出てくるでしょう。
上島会計は経営革新等認定支援機関として、より一層中小企業の皆様をサポートして参りたいと思っております。これからの荒波を一緒に乗り越えていきましょう。

Posted by 上島会計 at 19時38分

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