2018年10月31日(水)
新入社員レポート [スタッフ便り]
10月2日より、新しい仲間が上島会計に加わりました。
梅田崇人さんです。
自己紹介を兼ねて、先日東急ホテルで行われましたTKC主催セミナー『秋季大学2018』のレポートをしてもらおうと思います。
10月2日より入社しました、梅田崇人と申します。
前職では、士業向けの集客支援を行っているインターネットメディア企業にて、
営業と営業企画をしておりました。
税理士事務所で働くのは初めてなので、分からないことばかりですが、
日々学び、1日でも早くみなさんにお会いできるよう努力していきます。
よろしくお願いいたします。
タニタで学んだ成功法則
〜赤字企業を世界No.1ヘ導いた‘‘経営の秘訣”とは?〜
<講師について>
今回お話をしていただいた谷田昭吾氏は、体脂肪計で世界一となった株式会社タニタの創業ファミリーであり、現在ポジティブ心理学トレーナーとして活躍しております。
<今回の講演内容>
今回の講演では父・谷田大輔氏から学んだ経営学を客観的視点で語り継ぐと同時に、自身が学んできた(NLPやポジティブ)心理学の視点から「成功法則」をビジネスや日常生活で実践するための方法をお話していただきました。
?4期連続の赤字企業だったタニタがどのようにして「赤字からの脱出」をしたか
?どのようにして世界一となる「体脂肪計を創る」ことができたのか
?(そして)製造業だったタニタが全く業種の異なる「社員食堂の誕生」に至ったのか
1. 赤字からの脱却〜目標をつくることから全てが始まる〜
1950年代、株式会社タニタはメーカー企業で、主に「シガレットケース」「トースター(受託生産)」「ヘルスメーター(体重計)」を製造・販売しており、「4期連続の赤字」「ヘルスメーターのシェアは1%」「受託生産優先の企業」と危機的な状況の中で、創業者である谷田昭吾氏の祖父より同氏の父に事業承継が行われました。
このような厳しい状況の中で会社を立て直すため、「3事業の見える化」を行い、採算の取れないシガレットケース及びトースター事業から撤退し、リストラを伴う新工場への移転等厳しい経営判断を行ってきました。ただ、「世界一になる」という漠然とした目標も併せて持っておりました。
2.体脂肪計を創る〜本質を見極めて行動する〜
今までヘルスメーター(体重計)を製造していたタニタは、「体重計」そのものに目を向けるのではなく「体重」に目を向けることで世界一の企業へと生まれ変わりました。
体重計を作るのではなく、肥満の方向けのフィットネスクラブを設立し、肥満の専門医の先生とつながることで「肥満の本質が体重ではなく体脂肪だ」という気づきが得られ、体脂肪計の開発へとつながりました。
3.社員食堂の誕生〜自分のこだわりを経営に活かす〜
ヘルスメーター世界一となったタニタですが、フィットネスクラブ事業はうまくいかず、結局フィットネスクラブは閉鎖されることとなりました。
そこで働いていた管理栄養士の方々の行き場がなくなりリストラするしかない状況になってしまいましたが、過去の工場移転に伴うリストラが思い出され、2度とリストラをしたくないという思いから管理栄養士の方々の行き場をつくるために社員食堂を始めたのでした。
<講演を聞いて>
「体重計」ではなく「体重」に目を向けたことが、タニタが世界一となるターニングポイントになったというお話を聞いた時に、「ドリルを買う人が欲しいのは『穴』である」というマーケティングの格言を思い出しました。顧客は穴を開ける解決手段の1つとしてドリルが欲しいのであり、ドリル自体が欲しいわけではない。顧客の立場に立って相手が期待していることは何かを正しく捉えることが大切なのだと改めて感じました。
私この10月に入所したばかりですが、そういった気持ちを忘れずに日々研鑽を積み努力していきたいと思いました。
Posted by 上島会計 at 16時26分 パーマリンク
2017年04月14日(金)
新入社員からのご挨拶 その2 [スタッフ便り]
前回に引き続き、新入社員からのご挨拶です。
今回は、小川裕史さんです。
1月1日より入社しました、小川裕史と申します。
今まで製造業、旅行業界で働き、
間にはバックパックで世界一周をしていたという
ちょっと変わった経歴を持っています。
税理士事務所で働くのは初めてなので、まだまだ分からない
事ばかりですが、日々学び、一つ一つできることを
増やしていき、1日でも早くみなさんにお会いできるよう
努力していきます。よろしくお願いいたします。
新しい仲間も加わり、事務所が一丸となってより一層努力してまいりますので
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 上島会計 at 09時02分 パーマリンク
2017年04月05日(水)
新入社員からのご挨拶 [スタッフ便り]
この冬より、2名の仲間が上島会計に加わりました。
渡辺優里さんと小川裕史さんです。
お二人に自己紹介をしていただきましょう。
まずは、渡辺優里さんです。
12月1日に入所しました、渡辺優里と申します。
入所して4ヶ月経ち、初めてのことをたくさん学びながら
日々の業務を行っているところです。
まだまだ分からない事がたくさんで学ばなければならないことばかりですが
私らしく笑顔を忘れず、
1日でも早くたくさんのことを学び、みなさんにお会いできるように
努力していきますので、よろしくお願いいたします。
Posted by 上島会計 at 16時14分 パーマリンク
2015年03月19日(木)
『ものづくり補助金』の事例として上島会計が取り上げられました [スタッフ便り]
昨年、上島会計がトリニ化学株式会社様と共同で行ったものづくり補助金の採択事例が、中小企業庁のホームページで取り上げられました!(リンク先のページ番号108〜109ページ)
今回の事例では外部コンサルタントを利用することなく、トリニ化学様の皆様と上島会計の担当者 中桐が協力して、イチから申請書を作り上げ、採択を得ることが出来ました。
トリニ化学様では補助金を得ることが出来たのはもちろん、この製造ラインの改善により業績にも多大な好影響が期待できそうです。
アベノミクスでは積極的な中小企業の支援策が打ち出されており、現在もモノづくり補助金を始めとした様々な補助金が募集中です。
上島会計では皆様の補助金獲得のお手伝いを行っておりますので、新たな設備の取得、新規サービスへのチャレンジ等をお考えの皆様は、是非とも上島会計担当者までお声掛け下さい。
Posted by 上島会計 at 19時03分 パーマリンク
2012年11月12日(月)
秋季大学レポート その2 [スタッフ便り]
続いては佐々木規之さんです。
11月1日に入社いたしました佐々木規之と申します。
税理士事務所で働くのは初めてであり、
右も左もわからない状況ではありますが、
一日も早く業務に慣れ、
みなさんにお会いできることを楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
〜秋季大学 大畑誠也氏 基調講演「答えは現場にあり」レポート〜
熊本県6校の校長先生を歴任され、いずれの高校でも目に見える結果を残してきた方である。
「こんにちは!」という大きな声の挨拶から始まった講演。自分の父親ほどの年齢の男性が大きな声で挨拶する様に、多少の気恥ずかしさと驚きを覚えつつも、流暢な熊本弁と「ちゃんちゃちゃ〜んったい」という謎のフレーズで進められる講演に戸惑いながら、その魅力にハマっていくのにそう長い時間はかからなかった。
その中でも印象的であったのは、21世紀は本物の時代であるという話。
というのも、これからは情報化社会であり、偽物はあっという間に淘汰されていき、最終的に残るのは本物だけだからである。
では、本物たるにはどうしたら良いのだろうか?
大畑先生曰く、大切なのは悪戦苦闘能力であり、人間関係を築くためのコミュニケーション能力であるということだ。
特に意識すべきは、挨拶、体力、感性、集中力、思考という5つの基本的な考え。
挨拶は人間関係の基本であり、挨拶のできない人間は社会に出ても成功する訳もない。
朝食は1日の元気の源であり、朝食を食べてこない人間は上手にスタートダッシュも切れない。
いわゆる学歴社会に育った私にとって、たとえ勉強ができなくとも人間として基本的なことをしっかりできる者は強い力を発揮することができるという大畑先生のお話は、非常に刺激的であり、とてつもないエネルギーに圧倒された90分間であった。
「一流は難しいことをシンプルに考え、二流は簡単なことを難しく考える。」
私が最近読んだ本の中にこのような一節がありました。
基礎力があるからこそ、難しいこともシンプルに考えることができるものです。
また、大畑先生の改革により変わった生徒は、いずれも先生の話を素直に受け入れ、行動した子ほど良い結果を手にしてきたという。
大人になるにつれて自分の価値観も形成され、なかなか人の話を素直に受け入れることが難しくなっていくものですが、素直な気持ちを忘れないこと、人間として基本的でありシンプルなものを大切にすることが21世紀を生き抜く本物を作り、さらなる成功へと繋がっていくのではないでしょうか。
私も、まずは、明日の朝、朝食をしっかり食べ、大きな声で挨拶することから始めてみようと思います。
Posted by 上島会計 at 19時13分 パーマリンク
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