上島会計事務所便り

名古屋の上島会計事務所から、お客様へのお知らせやスタッフが気がついたことをご案内しています。

2023年10月27日(金)

TKC中部会秋季大学2023 レポート [研修報告]

 10月24日(火)にTKC中部会秋季大学が名古屋東急ホテルで行われ、参加者は800名を超えました。永島昭浩氏の特別講演のご報告をいたします。

    永島昭浩氏 『夢は元気の素』〜組織力・モチベーションアップについての提言〜

 特別講演では兵庫県神戸市出身の元サッカー日本代表で日本人初のハットトリックを達成。勝負強いストライカーとしても活躍された永島昭浩氏の講演を拝聴しました。永島氏のサッカー人生から今後自分が仕事をしていく上での考え方やモチベーションを上げる方法等多く学ぶことがありました。その中で特に重要だと感じた3点を述べます。

 1点目は「夢や目標をもつこと。そして自ら発していく」という事です。永島氏は小学生時代にサッカー部の顧問に神戸でも指折りの選手になれると褒められた事をきっかけに自ら練習メニューを考え努力し続けた結果、神戸市選抜入りを実現しました。日本代表になると卒業アルバムに記し、中学高校では兵庫県選抜、最後には日本代表の夢を実現しました。夢を持つ事で心に暗示をかけ体が反応するとおっしゃられてた事が印象に残りました。
 この事から夢や目標を言葉や文字にして認識する事でより夢や目標を実現した自分を明確にできるという事が分かりました。また、明確にする事で実現するにはどうしたら良いかを自ら考え工夫して行動に移す事ができると学びました。

 2点目は「準備が大事」という事です。海外挑戦をした際にその土地の歴史や文化の背景を知らないまま行き失敗した事があったそうです。その経験から歴史の勉強をして今の仕事に活かしているという事でした。
 私の仕事においてもお客様の背景を知る事や同業他社の情報、経済状況の情報にアンテナをはって知識を深めていく事に通ずるのではないかと考えました。また、上島会計事務所では朝礼で情報共有を行っており、目まぐるしく変化する昨今においてこのリアルタイムの情報が強みの1つとなっています。

 3点目は「失敗を恐れない」事です。上記の海外挑戦時にコーチからスーパースターこそ多くの失敗をしている。チャレンジして失敗するから成功に繋がると言われたそうです。それからポジティブに考えることでプレーの質が上がったと語られていました。
 この事から考え方ひとつで物事の結果は変わってくる事が分かり、ポジティブなマインドが重要だと感じました。また、失敗を恐れないためには上記で述べた「夢や目標を明確にもつ」事が重要であると考えます。なぜなら自分の中でしっかりとした核があるからこそ前向きにチャレンジする事ができると思ったからです。そして、この姿勢は周りにも伝わっていくと思います。夢や目標を周りに発信していく事でチャンスを得る機会も増えるのではないかと感じました。上島会計事務所では朝礼で「元気手帳」を全員が読み合わせをして失敗を恐れない組織づくりをしています。

 最後に「夢や目標をもつ」事が自分の人生をハツラツとする核であると学びました。この事を意識してお客様の為に行動できる担当者になるという目標を実現できるよう邁進してまいります。

井上 恭秀 記

Posted by 上島会計 at 08時40分   パーマリンク

2021年10月21日(木)

TKC中部会秋季大学2021 レポートその2 [研修報告]

竹嶋大貴によるTKC中部会秋季大学2021レポートです。

講演会 〜山崎武史氏「3度のクビから現役27年目」〜

10月20日(水)にTKC中部会秋季大学2021があり、
第2部では元プロ野球選手で中日ドラゴンズや楽天ゴールデンイーグルスでも
ご活躍された山崎武司氏の講演を拝聴しました。

山崎氏はプロ野球生活を27年続けられその現役生活の間には
様々な監督との出会いがあったと語られています。
指導を受けた監督の中で特に印象的だったのはお二方だったそうです。
お一方は中日ドラゴンズで監督だった星野仙一氏。
もう一方は楽天ゴールデンイーグルスで監督だった野村克也氏でした。

山崎氏が高校卒業からプロ入りし初めての監督だった
星野監督はその後の現役生活の中でも特に厳しい監督でした。
高校時代に部活動で厳しい指導にある程度慣れがあった
山崎氏にとっても大変厳しい監督でした。
特に挨拶や返事等、声を出す練習を30分以上最初の内は毎日行われたそうで
その指導には大変驚いたそうです。
加えてとにかく勝負に厳しい面があり
「相手にとどめを刺せ」といった表現をよく使われていたそうです。
この勝負に厳しい指導は現役生活を続けるうえで
その後大変ためになったと語られていました。

中日ドラゴンズ、オリックスをクビとなった山崎氏が30代中盤、
野球選手としてベテランに差し掛かったタイミングで出会われたのが野村監督です。
野村監督には準備の大切さを学んだと語られていました。
試合の日の風の状態や湿度、温度まで調べ上げる準備の仕方を教わったそうです。
また1打席,1打席についてなぜ打てなかったのかを考えなさいと指導を受け
結果的に成績が飛躍的に向上したと語られていました。
またその時期の野球は現役生活の中でも大変楽しい日々だったと語られていました。

この研修から特に準備の大切さについては今後の自分に生かすことができるのではないかと考えました。
お客様の為にあらゆる情報を調べ準備を行う、お客様の為にも準備に対してもっと取り組む必要があることを今回学びました。

Posted by 上島会計 at 16時05分   パーマリンク

TKC中部会秋季大学2021 レポートその1 [研修報告]

鷲見光によるTKC中部会秋季大学2021レポートです。
               
講演会 〜村瀨茂高氏「経営者の決断! 自動運転への挑戦」〜

10月20日(水)に2年ぶりとなるTKC中部会秋季大学が名古屋東急ホテルで行われ、第1部の講演ではWILLER株式会社代表取締役の村瀨茂高さんのお話を聞きました。

WILLER株式会社はピンク色のバスが特徴的な高速バス事業を始めとして、鉄道事業や海外事業など、移動にまつわる事業をされています。私自身も大学時代に何度か帰省をする際にWILLER株式会社の高速バスを利用したことがあります。

高速バス事業がメイン事業ともあって印象が強いですが、今回の講演ではコロナウイルスの影響によって生まれた、「ニューノーマルにおける新しい移動サービス」についてのお話をしていただきました。具体的には、リモート勤務の方が増えたことで、「自宅2km圏内」で生活することが多くなり、ちょっとした暮らしの足となる移動サービスの需要が高まったということです。

そこでWILLER株式会社では、半径2〜3km程度のサービス提供エリア内であれば、行きたい時に行きたい場所まで自由に移動できる相乗りオンデマンドサービスの「mobi」を開発し、現在は東京都渋谷区と京都府京丹後市の2都市で提供を始めています。このサービスにより、それぞれの人に合わせた移動の自由度を高め、高齢者や子育て世代、環境に優しく、交流の活発なまちの実現を目指しています。

また、技術的な取り組みとして、2018年よりシンガポールの企業と提携して、自動運転車両の導入にも力を入れています。完全な無人自動運転の導入はまだですが、シンガポールでは既に万が一のための運転手を付けた自動運転車両の運行を行っています。日本では街中で自動運転車両を見かけるのはまだ先の話だと思っていましたが、名古屋市鶴舞でも10月29日まで、自動運転車両の導入実験をされているそうです。サイトから予約をすることで、一般の方でも誰でも乗車できるということで、私が思っているよりも近い未来の話なんだと実感しました。

今回のお話の中で村瀨社長は、それぞれの会社には存在価値が必要で、WILLER株式会社の場合は移動という切り口から人々の生活を豊かにしていくということをおっしゃっていました。私は入所して日が浅く、仕事を覚えている最中ですが、やみくもに仕事をするのではなく、仕事における自分の存在価値を考えて仕事に取り組んでいきたいと思いました。また、今回の自動運転の技術のようにどのような業種でも新しいテクノロジーが導入されていくと思いますが、イメージで決めつけるのではなく、自分で知識を付けて先を見通せる力もつけていきたいと思いました。

Posted by 上島会計 at 15時44分   パーマリンク

2018年07月26日(木)

名古屋も大阪も暑いです [研修報告]

 昨日、ある研修を受けに大阪へ行ってきました。
 私は、大学時代の4年間を大阪で過ごしたため、懐かしい気持ちで大阪に降り立ちました。
 3年前と変わらない風景に懐かしさを感じましたが、同時に3年前にはなかった風景も広がっていて、
少し寂しい気持ちにもなりました。
 大阪だけではなく名古屋の駅前もそうですし、街中の風景がどんどん変わっていくことに、
時間の流れを感じました。


 研修では、「お客様に満足してもらうことが成功した秘訣」ということを教えてもらいました。
自己満足ではなく、どうしたら喜んでいただけるか、ということを大切にしていくことが、
結果的には未来の自分につながっていくのだと教えてもらいました。

 私は、「満足してもらう=喜んでもらう」ことは本当に大きな力になるのだと思います。
単純かもしれませんが、喜んでもらえてそれが相手の言葉や表情に現れたときは、嬉しいものです。

 私もそうですが日本人は、感謝を伝えるときに「すみません」を使いがちです。
でも、私はせっかく感謝を伝えるのであれば「ありがとう」を大切にしたいです。
そのほうが、相手にも私にもプラスの感情を運んでくれると思います。


上島会計事務所
渡辺

Posted by 上島会計 at 11時00分   パーマリンク

2018年05月09日(水)

TKC経営者アカデミックセミナー レポート? [研修報告]

 先日に引き続き、以下小川裕史のレポートです。

TKC経営者アカデミックセミナー〜経済展望と企業経営〜

 4月27日(金)にTKC経営者アカデミックセミナーがあり、学習院大学教授の伊藤元重氏の講演を拝聴してきました。

 まず、今の経済状況の話があり、ここ数年で最も悪かったのが2012年で、それ以降は回復傾向になっているとのことでした。雇用に関しても、65歳以上の就労者、女性、外国人の労働者が増え、有効求人倍率も高く、企業の業績も更新しているとのことです。

 ただこれだけ好調なのに成長率が上がらないのは、労働力のバランスが悪いのが影響しており、建設・介護・IT等では労働力不足で、賃上げが必要とされており、大手銀行では逆に過多となっており、あと何年後かで数千人の仕事がAIなどの影響でなくなる予測になっています。中小企業は一時的に苦しいかもしれませんが、労働条件の改善が求められています。また、2022年に向け労働力が毎年0.5%ずつ下がる見込みで、労働需要が同程度下がらないと厳しい状況になり、倒産・廃業・リストラが3%起きる予測です。これを逆にビジネスチャンスと捉え、働き方に変化をもたらすことが重要なってくると仰っていました。

 次に企業がやっておくべきこととして、『投資』(人材や設備等)をあげていました。今の日本は政府が財政赤字なのに対し、企業は貯蓄過剰の状態で、この分を投資に回せば経済はかなり良くなるとのことです。そして投資をしない企業はいずれ潰れる、ただ何の為に行うか、2020年以降の先を見据えて行うことが本当の投資でそのトレンドを見極めることが非常に大事とのことです。

 問題点としては、IT・IOTの成長により少しのミスで企業が生き残れなくなる状況にあり、中小企業の多産多死が続いています。また、大企業の下請けの中小企業は厳しい状況です。その中で労働供給等の調整、投資、技術革新・トレンドの見極めをしっかりと行い、IT、情報を有効活用し、ニッチな分野を得意としていくことで生き残れる時代になってくるそうです。

 今回の講演は経済の動向・予測を踏まえ、今とこれからの問題にどう対応していかなければいけないかという話で大変興味深い内容ではありましたが、実際にはどれだけ活かせるものなのか、どこまで対応できるものなのかという疑問も湧きました。
 まだまだ知識も少なく、経験も浅いですが、理論と実践の違いもしっかり学んでいきたいと思いました。

                                  上島会計事務所 
                                  小川 裕史

Posted by 上島会計 at 17時01分   パーマリンク

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