2014年10月06日(月)
『仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』 [お薦めの一冊]
『「仕事が速い人」と「仕事が遅い人」の習慣』
著者:山本 憲明
出版:明日香出版社
【残業しないで、定時に帰る方法。仕事もプライベートも充実させている人がやっているちょっとした習慣】帯に書かれているコピーの文面。こんな夢のようなことがこの本の中に本当にあるのだろうか?
著者は,税理士,中小企業診断士,気象予報士と多くの資格を持ち,税理士事務所を設立している。仕事の早い人の習慣として描かれている50の事柄。その多くが何らかの気付きを与えてくれるもの。自己啓発的な視点のものも多いが、単純に今現在の仕事を見直すきっかけとなるような視点も数多く書かれている。まずは自分に出来そうなことから「やってみよう」と言う気持ちになる。
難しく考えず、気楽に取り組むことで仕事の能率も自然とアップしていくような気がする。行き詰ったときに何度でも再読できる本としてお勧めの一冊。
Posted by 上島会計 at 17時22分 パーマリンク
2014年09月16日(火)
『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉』 [お薦めの一冊]
『アルフレッド・アドラー人生に革命が起きる100の言葉』
著者:小倉 広
出版:ダイヤモンド社
アドラーの心理学は一見易しく感じる。
しかしその心理学を学ぼうとするとそそり立つ壁が直ぐに見えてくる。
この本は、その難解な壁を超えやすくするために著者が考察を繰り返して出てきたのであろう言葉で埋められている。
読み手を考えてか、その厳選された言葉もわかりやすく解説してあり、アドラーの入門書としては群を抜いている。見開きで理解できるように視覚効果をも考えているのがよくわかる。
自己啓発の父とも呼ばれているアドラー。
数あるアドラー本の中、まずはこの1冊を手に取っていただきたい。
Posted by 上島会計 at 14時30分 パーマリンク
2014年09月08日(月)
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』 [お薦めの一冊]
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』
著者:坪田 信貴
出版:KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
金髪ギャルが一人の教師と出会い、家族とともに運命を変えていった実話。
この著書が話題を生んでいる。
何故ならば心理学を学んだ著者の子どもや部下を伸ばしたい親御さんや管理職に役立つノウハウも満載だからだ。
ロジカルな手法で語る、部下や子どもを育てる方法。
全章を通して人間関係が面白おかしく描かれているので、苦もなく著者の手法を学ぶことが出来る本。
ベストセラーになったのもうなずける一冊。
Posted by 上島会計 at 17時10分 パーマリンク
『ゼロ―なにもない自分に小さなイチを足していく』 [お薦めの一冊]
『ゼロ―なにもない自分に小さなイチを足していく』
著者:堀江 貴文
出版:ダイヤモンド社
著者堀江貴文といえば、時代の寵児、金の亡者がそのお金で足を踏み外し、有罪判決を受け刑務所暮らしという、最高から最低へを経験した人間として記憶にとどめている人も多いことだろう。
最低、著者の言葉を借りるならば「ゼロ」の状態からまた一歩ずつ前進していこうと言う気持ちその意気込みが描かれた本だ。
著者堀江貴文の生まれからいままでの姿を網羅したもの、そしてこれから先への思いまでをも書き綴ったもの、その細部に、隠された謎解きのようにこれからの若者たちへのメッセージがこめられている。
数ある彼の著書とはまた一味違った良書に仕上がっている。
Posted by 上島会計 at 17時07分 パーマリンク
2014年05月01日(木)
『○に近い△を生きる 「正論」や「正解」にだまされるな』 [お薦めの一冊]
著者:鎌田 實
出版:ポプラ社
○に近い△を生きる。この微妙なニュアンスを著者は「別解力」という言葉で表している。
正解や正論に縛られること無く別の解答や解釈を見つめていこう、会社の中でも家庭の中でも地球の中でも、みんながより幸福に暖かく回転していくために。と、著者は提案している。
正解や正論に流されるのは人として楽な生き方であるが、己を良く考えてみるとそれだけじゃない部分が見つかる。
そういった別解力を養っていくのが大切なのかもしれない。
○と×だけで生きるのは自分にも他者にも厳しくなるのではないだろうか。
多様性ともつながるこの別解力。別の視点を考える癖をぜひつけていきたいものだ。
大赤字の病院を再建し、長野県を日本一の長寿県とし、医師として活躍しつつ作家としても暖かい本を沢山書かれている。
この本はそんな作者の生き方が濃縮された一冊だと思う。
Posted by 上島会計 at 10時28分 パーマリンク
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