2012年08月06日(月)
『置かれた場所で咲きなさい』 [お薦めの一冊]
著者:渡辺和子
出版:幻冬舎
Bloom where God has planted you.
置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。
咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう。
この言葉からなる、渡辺和子さんの生き方論が、優しく綴られています。生きていくことは決して楽なことではないけれど、心の持ちようでそれは変化する。
今いる場所で花咲くために、今できることを努めていく・・・。
心がハッとする一冊です。
Posted by 上島会計 at 10時23分 パーマリンク
2012年08月03日(金)
『雪月花の数学』 [研修報告]
TKCの生涯研修に参加して参りました。
今回の研修は『雪月花の数学』というタイトルで、「数学と税金や会社経営と何か関係があるの?」という感じですが、実際、全く関係ありません。(笑)
講師は『たけしの誰でもピカソ』や『教科書に乗せたい!』等、テレビ番組にも多数出演されている東工大世界文明センターフェローの桜井進さん。桜井さんは幼少期から数学が大好きで、数学好きが高じて今では数学の面白さを伝える伝道師の仕事をされているというような方で、今回の講演も全編、いかに数学が面白くて素晴らしくて役に立つかということを熱弁されるというものでした。
今回の講演のタイトルは『雪月花の数学』ということで、日本人が古来から持つ美的感覚に潜む数学的秘密を暴くというものでした。
美術に活かされる数学というと黄金比が有名です。黄金比というのはフィボナッチ数列という数列(1、1、2、3、5、8、…というように隣り合う数字を足して次の数字を作る数列)の極限(無限に大きくなった時)の隣り合う数字の比である1:1.618…( ≒ 8 ÷ 5 )という比率のことで、この黄金比は古来ピラミッドやモナリザを代表とした西洋美術等、多くの美術、建築物に見られるほか、花、螺旋等、自然界にも見られる比で、最も美しく、世界を形作る比とも言われる比率です。
一方、日本の絵画、建築等には白銀比という比が多数みられあるとのことでした。白銀比というのは私も初めて聞きましたが、これは正方形の一辺とその対角線に現れる1:1.4という比率です。
白銀比は身近なところではコピー用紙の縦横の比などに見られるとのことです。A4用紙は半分に折るとA5になり、A5を半分に折るとA6になるというように、無限に相似の形が現れてきますが、このコピー用紙の縦横の比率が白銀比なのだそうです。
日本の絵画、建築、工芸品にはこうした機能的な比率が多く現れ、更には俳句の5-7-5という韻の比率にも見られるとのことです。(7÷5=1.4)そして白銀比は現代においてもとなりのトトロやアンパンマン等、多数の人気キャラクターの縦横比に見られるそうです。
そして白銀比の他に、関孝和という江戸時代の数学者の話もありました。
関孝和は数学的考え方を米俵の数え方や木の高さの図り方など、身近で実用的な場面で応用できるようにした人ということで有名ですが、実際には西洋の数学者達とほぼ同時期に円周率の計算や微分積分概念の導入など世界的に見ても先進的な領域に到達していたとのことで、日本数学史上最高の英雄とも称される人物だとのことでした。
そんな凄い数学者が日本にもいたというのは非常に驚きで、またちょっと誇らしいですね。
昨今、日本の子供たちの学力低下が危惧されており、中でも理系離れという言葉に象徴されるように、数学力の低下が目立っているようです。
資源の少ない日本はとにかく優れたモノを作って輸出をしないことには電気を作る燃料を買うことも出来ないわけですが、モノづくりにおいて数学というのは非常に大切です。車を作るにも材料開発や流体力学などでは当然数学が必要となりますし、最近ではゲームなどのコンテンツの制作やITビジネスにおいても高度な数学を必要とされます。数学力というのは国力を支える最重要分野と言っても過言ではありません。
今回の講演は「数学の面白さを伝える」というものではありましたが、その根底には桜井先生のそういった点への危機感があり、日本の将来を担う子供たちの育成に貢献したいという思いを強く感じました。
そのようなわけでこの桜井先生や、でんじろう先生なんかに影響されて日本の将来を背負って立つ凄い数学者がたくさん現れてくれるといいなと思った次第です。
Posted by 上島会計 at 09時33分 パーマリンク
2012年07月17日(火)
ボウリング大会開催! [税経会活動報告]
7月13日(金)に毎年恒例のボウリング大会を開催いたしました!今回は職員含め、総勢75名の参加となりました。
幹事大橋、所長の上島一丈の挨拶の後、恒例の始球式。投者は前回優勝の大橋さん。星ヶ丘ボウルさんの「始球式でストライクが出るとバドワイザー1ケース」というイベントでプレッシャーのかかる中、見事にストライク!バドワイザー1ケースをGETし、お楽しみ抽選会の賞品を一つ増やしていただきました。
始球式が終わると皆さん、めいめいに投球開始。今回は団体上位3チームには商品券、個人の部では上位3人及びその下は5、10、15位と5位飛びで70位でも賞品の当たるクジを引く権利を獲得できるというルールで行いました。下位でも豪華賞品が当たる可能性もあるということで、上手、下手に関係なく、皆さんボウリングを楽しまれました。日ごろの運動不足も少しは解消できましたでしょうか!?
そして2ゲームを終え大いに汗をかいた後は、パーティー会場へ移ってお楽しみの表彰式へ。
まずは団体表彰から。団体優勝は大山コークス販売チームの大橋さん、石原さん、森下さんチーム!トータルスコアは912でした。大橋さんは前回の個人優勝者で、今年も強さを発揮されました。優勝チームには商品券がプレゼントされました。
個人優勝は有限会社三和予防医学の神田さん。トータルスコアは343(ハンデ40)でした。賞品としていま流行のホームベーカリーをGETされました。
また5位には何と並み居る大人たちを押しのけて、小学生の梅本群史君がランクイン!(スコア313)会場からは大きなどよめきが起こりました。将来の夢はプロボウラーといったところでしょうか!?
その後、70位まで順次個人表彰が続きましたが、途中、何と上島会計からランクインした二人がテレビとデジカメを引き当てるというハプニング。もちろん辞退ということでテレビとデジカメは全員に当選の可能性が残るお楽しみ抽選会に回ることになり、会場は大いに盛り上がりました。
個人表彰の後は皆さんから頂いた協賛品が当たるお楽しみ抽選会。(ご協賛いただいた皆様、どうも有り難うございました)お楽しみ抽選会ではテレビ、デジカメも当たるということで、最後まで気の抜けない抽選会となりました。そして最終的には株式会社ソァーイングの柴田さんが見事テレビをGETされました。
そして最後に、去年に引き続き参加者全員のストライク1つにつき100円を東北義援金として寄付ということで、今回は総数219ストライク、計21,900円を義援金として寄付させていただくことになりました。
今年も大いに盛り上がったボウリング大会。
上島会計のボウリング大会は老若男女、上手い下手に関わらず、皆さんお楽しみいただけるようになっておりますので、来年も皆さん是非奮ってご参加ください!
Posted by 上島会計 at 13時34分 パーマリンク
2012年07月09日(月)
大須に『PG Cafe』オープン! [スタッフ便り]
今回は去る7月2日(火)、上島会計の上島会計のお客さんが大須にカフェをオープンされましたので、そのご紹介です。
お店の名前は『PG Cafe』。
コンセプトカフェということで、外観からは想像もつかない、オシャレな店内。
1Fはバーカウンターのようになっていて、実際アルコールメニューも多数取り揃えています。大須で夜遅くなっちゃったときなんかに、ご飯を食べながら軽く一杯という使い方もできそう。
そして2Fは1階とはまた全然違った雰囲気の、隠れ家的なカフェ。木造である元々の建物を上手に生かし、煤けた木造の骨組みに包まれた落ち着くスペースになっています。
また店名の『PG』は「ペンギン」から取ったそうで、店内にはそこかしこにペンギンの絵や小物が。思わぬところにペンギンがいたりするので、ぜひ探してみてください♪
店員さんも可愛らしい女の子と優しそうな男の子がいて、とってもいい雰囲気のお店でした。
近くにお立ち寄りの際は、ぜひご来店ください!
PG Cafe
営業時間: 12:00〜23:00(土日は20:00まで)
定 休 日: 水曜日
電話番号: 052-251-5533
住 所:愛知県名古屋市中区大須3-23-27
Posted by 上島会計 at 17時56分 パーマリンク
2012年06月27日(水)
『参謀−落合監督を支えた右腕の「見守る力」』 [お薦めの一冊]
著者:森繁和
出版:講談社
ドラゴンズのコーチを8年務めた森繁和。
落合監督の参謀として務めた日々が日々が余すことなく書かれた書籍。
落合監督の「采配」と読み比べると一層深みの出る本。
野球のファンでなくとも選手を育てる、使う、実に参考になるエピソードなどもふんだんに書かれている。
楽しみながらも、じっくりと奥側まで読み取っていただきたい本だ。
Posted by 上島会計 at 11時25分 パーマリンク
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