2013年09月24日(火)
三橋貴明氏『アベノミクスで超大国日本が復活する!』レポート
続いて佐々木さんと同期入社の久保総太郎さんによるレポートです。
今年の秋期大学は、例年の午前から開始されるものとは変わり、午後からのものとなりました。
今回は、オープニングとして株式会社 中京銀行 取締役頭取 深町正和さんが「金融機関からのメッセージ」、基調講演として元吉本興業 カリスママネージャーの大谷由里子さんが「きばらんかい経営者」、そして、特別講演として株式会社 三橋貴明事務所 代表取締役社長 三橋貴明さんが「アベノミクスで超大国日本が復活する!」という三人の方の講演となっていました。
今回、私は、特別講演の三橋貴明さんのレポートを中心にまとめさせていただきます。
三橋貴明さんは、中小企業診断士の資格をお持ちになっていて、最近は経済評論家として「ビートたけしのTVタックル」や「たかじんのNOマネー」などの番組にテレビ出演をされています。また、当人ブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の一日のアクセスユーザー数は推定36万人で、単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、全国各地での講演などで活躍されております。
講演のテーマが「アベノミクスで超大国日本が復活する!」ということで、初めて聞いたときはとても仰々しいテーマを付けてあって、とてもハードルが高くなってしまって大丈夫かなと思ったのですが、一時間半講演を聞き終わってそんな心配をしていた自分が馬鹿でした。まず、基調講演をされた大谷由里子さんもそうですが、そのテーマが小さく見えるくらい話し方がとてもパワフルで、聞いているだけでこっちがパワーをもらえるような感じがしました。
内容ですが、政府の目的は「経世済民」=世を經(おさ)め、民を濟(すく)う。これは現在の経済の語源になった言葉と言われており、よく新聞などで賑わしている政府を財政黒字にするや消費税を増税するといったことは単なる手段であって、目的ではない、国民が豊かになることが目的なのだということを言われ、経済学もなにも学んでいない自分はこの時点で心を鷲掴みされていたように思います。この最初に言われた国民が豊かになるにはどうすればいいのかということを念頭に置いて今の日本経済について理論的にかつ分かりやすく解説をしていただきました。
最後に、言葉一つ一つに魂が込められていて、本当に自分はこういう風に思っているから皆さんにこういったことを伝えたいんだということ意志が感じられるような講演でした。こういった話し方は、講演などをされる方がすればいいものではなく、絶対誰かと関わりをもっていかなければならない人間にとっては、切っても切り離せないような話し方だったように思います。
Posted by 上島会計 at 09時40分 パーマリンク
大谷由里子氏『きばらんかい経営者』レポート
去る9月20日(金)にTKC主催の『秋季大学』が開催されました。
そのレポートを昨年に引き続き佐々木、久保両名が作成しましたので、是非ご一読下さい。
『秋季大学2013〜きばらんかい経営者〜』所感
佐々木 規之
必要以上に体のラインが強調されたタイトな小花柄のワンピース。大きな声。とめどなく溢れ出るエネルギーとネイティブの関西弁。所謂関西のおばちゃん。吉本興業カリスママネージャー大谷由里子氏である。
彼女が吉本興業の社員だった頃、繰り返し言われた言葉に「戦略と戦術を立てられる人間になれ。」というものがある。
つまり「WANT」「HOW」の考え方を徹底しろということである。
「どうしたい」のか。それを実現させるためには「どうすれば」良いのか。
何事もこの考え方を持つことでモチベーションを高め、変化を生み出せるというのだ。
氏曰く 人間は自燃型の人間、可燃型の人間、不燃型の人間という3つのタイプに分けることができ、大部分を占める可燃型の人間は、きっかけさえあれば燃えることができる。そして、人間は思った事を形にするときに元気になるし、成長する。
大切なのは教えることではなく、気づかせること。すなわち、可燃型の人間に「どうしたい」のか、それを形にするには「どうすれば」良いのかといった気づきを与えてやること。
ここでの会社の役割は「どうしたい」「どうやって」を自由に発言できるような環境を用意してやることであり、そのような環境がモチベーションを高め、成長を加速させ、その成果は会社に利益という形で還元される。
今、企業が求めているのは、「どうしたい」に気付き「どうやって」を考え、結果として変化をもたらし成長していける人間であり、経営者にはそのような人材を育てるための企業風土の構築が求められているのである。
90分間の講演を通じて、人としての魅力は何かを問われたような気がした。
その答えはまだ分からない。けれど、少なくとも成長のない人間、無関心に立ち止まっているだけの人間は、魅力もチャンスも一生掴めないまま終わって行くのだろう。
寿命は神様が決めるけど、人間としての幅は自分次第でいくらでも大きくできる。
自分で幸せを掴みとれる人間にならなければいけない。
生きている限り、人は際限なく成長できるし、成長して行かなければならない。
「きばらんかい経営者」
年齢を理由に、我知らず成長の歩みを止めるのはまだまだ早いのではないだろうか?
多くの気づきを得た、終始笑いに溢れた講演だった。
Posted by 上島会計 at 09時00分 パーマリンク
2013年09月02日(月)
『「データ」で読み解く 安倍[政権でこうなる! 日本経済』 [お薦めの一冊]
『「データ」で読み解く 安倍政権でこうなる!
日本経済 (2時間で未来がわかる!) 』
著者:榊原英資
出版:アスコム
アベノミクスこの言葉で日本の景気が良くなる、
そんな幻想じみた空気が世の中に流れている。
冷静に、足元を踏まえた上でこの本を読んでいただきたい。
たくさんのデータや図表で、今後の経済の予測を素人でも
理解しやすいように書かれている。
今後日本はどうなっていくのか世界はどう動くのか?
大局的な視線で細かに見ていくことが出来ます。
ミスター円、榊原英資氏が描く今後の経済の流れ、一読の価値は十二分にある。
Posted by 上島会計 at 10時26分 パーマリンク
2013年08月30日(金)
補助金申請のサポート致します [税務お役立ち]
政権が自民党政権に戻り新年度が始まって以降、アベノミクス第3の矢ということで、
公共事業を始めとした様々な経済対策が打たれています。
これら経済対策の中で我々中小企業にとって
直接的な恩恵を受けられるのは補助金、助成金ですが、
補助金も新年度に入って様々なものが実施されています。
新規製品制作のための開発・設備投資への補助金、
地域のニーズに応じた独創的なサービスを提供する新規事業を起こす方への補助金、
環境に配慮した機械装置を購入した場合の助成金などなど。
上島会計ではこれら補助金・助成金の受給のサポートを行っており、
直近でも『ものづくり補助金』(新製品開発のための投資に対して
2/3、最大1000万円を補助するというもの。現在は第2次募集が終了しています)や、
名古屋市の『小規模企業者投資促進補助金』などで、
申請をサポート、採択された実績があります。
最近の傾向としてこれら補助金の申請に当たって
『経営革新等支援機関』の確認が必要なものが増えてきましたが、
上島会計ではモチロンこの『経営革新等支援機関』の認定を取得しておりますので、
ご安心ください。
補助金の申請に当たっては各担当者が精一杯サポートさせていただきますので、
補助金の申請をお考えの方は是非ご相談ください。
Posted by 上島会計 at 11時33分 パーマリンク
2013年08月21日(水)
第202回上島会開催 [税経会活動報告]
第202回上島会ゴルフコンペが8/21(水)に豊田市にある笹戸カントリークラブにて行われました。上島会ではここ数年、8月のコンペはこの笹戸カントリークラブにお世話になっております。暑い8月に少しでも涼しいところでという考えもあるのですが、今年は暑い!朝から日差しを浴びると焼けるような暑さで、皆さん日陰に入っての開会式となりました(笑)
上島会恒例のこの真夏のゴルフコンペを制するのは一体誰でしょうか?
それでは順位を発表します!
第202回上島会ゴルフコンペ、優勝者は…
下郡さんです!!!
おめでとうございます!!
前半からパターの調子がよく、優勝候補か!?という話も出ておりましたが、その通りネットでアンダーパーで回られて見事優勝されました!前回も準優勝され、ハンディがきつくなったにもかかわらず見事な優勝でした!おめでとうございます。
第2位は西村さんです!!
おめでとうございます!
こちらも見事ネットでアンダーパーを出されましたが、惜しくも第2位となりました。
第3位は神田さんです!おめでとうございます!
皆様お疲れ様でした。暑い中、上島会にご参加いただきありがとうございました。
それでは次回のご案内を致します。
次回、第203回上島会ゴルフコンペは10月9日(水)、場所は春日井のオールドレイクゴルフ倶楽部にて行われます。
毎年10月の上島会ゴルフコンペは上島税経会との合同オープンコンペを開催致しておりましたが、今年は4月に第200回のオープンコンペを開催させて頂きましたので、次回の第203回はオープンコンペではなく、通常の上島会のゴルフコンペとなります。
気候としては非常に良い季節となるのではないかと思われますので、皆様ご参加のほどよろしくお願いいたします。
Posted by 上島会計 at 18時16分 パーマリンク
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