上島会計事務所便り

『ゼロ―なにもない自分に小さなイチを足していく』
著者：堀江 貴文
出版：ダイヤモンド社

著者堀江貴文といえば、時代の寵児、金の亡者がそのお金で足を踏み外し、有罪判決を受け刑務所暮らしという、最高から最低へを経験した人間として記憶にとどめている人も多いことだろう。
最低、著者の言葉を借りるならば「ゼロ」の状態からまた一歩ずつ前進していこうと言う気持ちその意気込みが描かれた本だ。
著者堀江貴文の生まれからいままでの姿を網羅したもの、そしてこれから先への思いまでをも書き綴ったもの、その細部に、隠された謎解きのようにこれからの若者たちへのメッセージがこめられている。
数ある彼の著書とはまた一味違った良書に仕上がっている。

毎年恒例の上島税経会ボウリング大会が７月１８日、星ヶ丘ボウルにて開催されました。毎年多くの皆様にご参加いただいている上島税経会ボウリング大会、今年も総勢７５名と非常に多くの皆様にご参加いただきました。

幹事の大橋からの注意事項説明、所長の上島一丈からのご挨拶、昨年の個人部門優勝者、梅本群史君による始球式を経て、ゲームスタート！
今年はお揃いのユニフォームで参加されるチームや、マイボール持参の方など、気合の入った方が大勢いて、白熱のゲーム展開となりました。

一方で、今回はお子さんも多く参加されており、お子さんのいるチームでは、ご家族で楽しくプレーしていらっしゃいました。

そうして皆さん思い思いにボウリングを楽しんだ後は、パーティー会場へ移動して、お食事＆表彰式です。ボウリングで渇いたノドをビールやソフトドリンクで潤し、美味しいお食事に舌鼓を打ちました。今日のプレーを振り返って、ひとしきり歓談したところで、いよいよ表彰式です。

団体優勝のPlusboxチーム

まずはチーム賞からの発表。上位３チームは以下通りとなりました。
第１位 株式会社Plusbox 様 991pt
第２位 吉川建美 様 965pt
第３位 有限会社錦 様 913pt
１位のPlusboxチームは全員が160pt前後をコンスタントに叩き出したことが、トータルスコアの伸びにつながりました。上位３チームには商品券が贈呈されました。

個人優勝の松本さん

個人賞は以下の通りとなりました。
第１位　松本 芳政 さん （吉川建美チーム） 373pt
第２位　梅本 群史 君 （有限会社錦チーム） 349pt
第３位　坂 幸穂 さん（株式会社Pluxboxチーム） 349pt
優勝した松本さんは過去にパーフェクトを出したこともあるとのこと。今回も５連続ストライクを出すなど、実力を発揮し、見事優勝されました。前年優勝の梅本君も連覇こそならなかったものの、今年も並み居る大人を押しのけて、２位となりました。１位の松本さんには液晶テレビ、２位の梅本君には布団クリーナーレイコップ、３位の坂さんには折りたたみ自転車が贈呈されました。（なお２位と３位が同スコアでしたが、ハンディの有無で梅本君を２位とさせていただきました）今回は参加された全チームに万遍なく景品が当たって、皆さんいい気分で終えられたのではと、職員一同、胸をなでおろしました。

皆さん、今回のボウリングで日ごろのストレスを発散出来ましたでしょうか！？梅雨も明けて、いよいよ夏本番。心機一転、お仕事に邁進していきましょう！
皆様のご参加、どうも有り難うございました、また来年もよろしくお願いします！

6月18日（水）、平日にもかかわらず多くの方に参加いただいて、今年も税経会バスツアーへ行って参りました。今年は例年とは少し趣向を変えて、テレビ東京のカンブリア宮殿でも紹介された未来工業株式会社の見学会を組み込み、経営の刺激になるような企画を目指しました。お千代保稲荷での食べ歩き、もとい参拝もあり、バランスを取りつつ新たな税経会ツアーとなりました。

新たに始まった見学会第一号は、様々な福利厚生や休日の多さで注目されがちな未来工業。周りは田畑に囲まれのどかな風景の中にありました。その内情は徹底して節約！バスから降りた玄関から廊下まで本当に照明は消えていましたし、無駄ということでなんと守衛もいませんでした（ちゃんとセキュリティ対策は取ってあるそうです）。社是の“常に考える”という理念が社内にちりばめられており、至る所に社員が提案し具体化した改善が見受けられたのをみなさん興味津々で見学されていました。アイディア提案１件で５００円！という制度まであるそうです。一通りの見学が終わった後の質疑応答では、質問がどんどん出てみなさまのやる気がギラッと垣間見えたのは嬉しく思いました。

午前の見学のあと、空乃台所にて昼食を取り午後はお千代保稲荷で参拝。と言いつつ所長一行はお社近くでおみくじ合戦をし、串カツを食べまくっていたのを目撃。願いがいつ頃叶うかを重みで知らせてくれる“重軽石（おもかるいし）”を持ってみるもの一興でしたよ！初めて参加される方もいらっしゃいましたが、皆様楽しく過ごされている様子でホッとしました。新しい交流を作ることも税経会の役目なのだなと感じる次第でした。

今回のツアーは平日ということもあり午後３時半に名古屋着と、少し早めの解散となりました。参加された方々は楽しんで頂けましたでしょうか？今後もよりよい税経会にしていきますので、ご意見賜ることができれば幸いです。最後になりましたが、定刻通りお集まりいただくなど皆様のご協力によりスムーズに進行ができましたこと、感謝申し上げます。次回の税経会行事でも皆様のご参加をお待ちしております！

6月11日(水)、ナガシマカントリークラブにて第18回上島税経会ゴルフコンペを総勢２３名で開催させて頂きました。新体制となってから初めてのコンペでしたが、今まで来てくださっていた方、オープンコンペの常連様、また新しい方々にもご参加頂きまして、皆さん本当にありがとうございました。新体制としては動き始めたばかりで至らぬ点は多々あるかと思いますが、逆に皆さんのご意見も頂きながらより良いコンペを開催できればと思っておりますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

今回は東名阪のリフレッシュ工事で車線規制がありましたが、皆さん遅れられることなく出席頂きありがとうございました。また、時季も時季ですので天候の心配はありましたが、天候に苦しめられることはなく終えることができたのは良かったかと思います。

それでは順位の発表に参ります。
第18回上島税経会ゴルフコンペの優勝者は…

小笠原さんです！！
おめでとうございます！
優勝賞品は松阪牛です！！羨ましいかぎりです！！

第2位は坂本さん、第3位は服部さんでした！

優勝スピーチを…と思ったのですが、優勝された小笠原さんは残念ながらパーティーに出席できなかったので、ベスグロをとられた第2位の坂本さんにお願いいたしました。(写真)
快く引き受けて頂きありがとうございました。
欲を出してはいけないというお話、タメになりました(笑)

次回のご案内ですが、10月の開催を予定しております。また後日、皆様に詳細をご連絡致します。今後も新たな試みをしていくつもりでおりますので、皆様から忌憚のないご意見をいただけますと本当に助かりますので、何でも仰っていただければと思います。今後の参考にさせて頂きます。

それでは皆様のご参加を心よりお待ちしております。

5月12日、TKC主催の生涯研修に行ってまいりました。
前半の講演は「税務業務と会社法」でした。専門的な内容なので詳細は割愛しますが、税務と会社法は切っても切れない関係にあります。例えば役員報酬や、役員に支払う地代家賃等の変更等の際には会社法の規定により株主総会や取締役会の議事録の作成が必要となっており、税務調査でもそういった形式が整っているか否かが争点になることがあります。
税務面だけを気にしていると、ついつい会社法上必要な処理を忘れがちですが、会社法は会社運営の基礎となる法律ですから、きちんと正確な知識を持たないといけないなと、身につまされる研修でした。


研修後半は長野県にある中央タクシー株式会社の宇都宮恒久社長による講演でした。厳しい競争で苦境にさらされるタクシー業界にあって、中央タクシーは非常に好調な業績を上げており、宇都宮社長はテレビ東京の「カンブリア宮殿」に出演されたり、中央タクシーを取り上げた書籍が出ていたりします。

講演では中央タクシーの好業績がいかにして実現されているかという内容でしたが、一言でいえば徹底的な顧客第一主義ということでした。中央タクシーがメディアで取り上げられる際に、必ず話題になるのは運転手の方がお客さんに対し行った素晴らしいサービスの逸話です。
財布を無くしたことに気付いたお客さんに、後で乗車場所まで戻って財布を探して届けたり、パスポートを忘れて空港に向かったお客さんに、別のタクシーがパスポートを持って追いかけて届けたり、長野の寒さを知らずにやってきたお客さんに暖かい靴下を上げたり等々、常識では考えられない顧客対応をされており、中央タクシーにはそういったサービスに感動したお客さんから、日々、お礼の手紙が届くそうです。
そして中央タクシーではこういった逸話の数々を「伝説」と称して、語り継ぐんだそうです。
タクシーというとお客さんを目的場所に届けるだけの、単調な業務ですが、中央タクシーではこれを「お客さんの人生に触れること」と定義することで、単調な作業に深い意味を持たせ、乗務員が自発的に良いサービスを届けたいという気持ちになるようにしていったそうです。

そしてこうした行動を支えるのに大事なのは社風だとのことでした。タクシーというのは個人主義的な仕事で、それぞれが個人事業主のように独立して仕事をしているので、社員間の交流はほとんどないのが普通で、人間関係は決して良好なものではない、というよりむしろ悪いんだそうです。しかし中央タクシーでは「みんなで盛り上げていこう」という雰囲気を作り出し、社内の人間関係をよくするよう努めたことで、社内の雰囲気が良くなり、従業員の定着率も高くなり、ひいてはそれがお客さんへのサービス向上にもつながりました。
とある乗務員の方などは退職の際に「こんなに長い間いるつもりじゃなかったけど、みんなと一緒に仕事をするのが楽しくて、この歳までやることになった」と言って、シフト制で出勤する他の乗務員全員に挨拶するまで毎日出勤して挨拶をされたそうです。

講演を聞いていて、こういう気持ちでお客さんに向かえて、また退職を迎えられたら幸せだろうなと思うような講演でした。皆さんもご興味のある方は、一度書籍をお読みいただくといいのではないでしょうか。