2012年10月09日(火)
『戦後史の正体』 [お薦めの一冊]
『戦後史の正体』
著者:孫崎亨
出版:創元社
第二次大戦を経て米国は世界最強の国になり、世界をどのように動かしていくか明確な戦略がある。当然日本もその戦略の中に含まれている、一つの駒でしかない。しかもその時の世界情勢によって、歩のときもあれば飛車のときもある。では日本はどのように対処すればよいのか?
第1章 終戦から占領へ
第2章 冷戦の始まり
第3章 講和条約と日米安保条約
第4章 保守合同と安保条約
第5章 自民党と経済成長の時代
第6章 冷戦終結と米国の変容
第7章 9.11とイラク戦争後の世界
Posted by 上島会計 at 11時37分 パーマリンク
2012年08月29日(水)
『禅が教えてくれる 美しい人を作る「所作」の基本』 [お薦めの一冊]
著者:枡野 敏明
出版:幻冬舎
世界で活躍する禅僧の作者。禅の教えは美しく生きるためのヒントがあふれるほど。
「美しく立ち振る舞う人ほど、その所作はさりげない」
目次だけ読んでいても、ドキッとするような、日々忘れがちな日本人としての心が書かれていて、いかに美しい所作からほど遠い立ち振る舞いだったかを思い知らされました。
人として美しく生きる。苦労や努力ではなくシンプルでさりげない日常を生きることでそれを得ることが出来る。
読むだけでも美しく生きられるような気がしてくる。それけ心の深いところまで染み渡る本ではないでしょうか。
Posted by 上島会計 at 18時19分 パーマリンク
2012年08月06日(月)
『置かれた場所で咲きなさい』 [お薦めの一冊]
著者:渡辺和子
出版:幻冬舎
Bloom where God has planted you.
置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。
咲けない時は、根を下へ下へと降ろしましょう。
この言葉からなる、渡辺和子さんの生き方論が、優しく綴られています。生きていくことは決して楽なことではないけれど、心の持ちようでそれは変化する。
今いる場所で花咲くために、今できることを努めていく・・・。
心がハッとする一冊です。
Posted by 上島会計 at 10時23分 パーマリンク
2012年06月27日(水)
『参謀−落合監督を支えた右腕の「見守る力」』 [お薦めの一冊]
著者:森繁和
出版:講談社
ドラゴンズのコーチを8年務めた森繁和。
落合監督の参謀として務めた日々が日々が余すことなく書かれた書籍。
落合監督の「采配」と読み比べると一層深みの出る本。
野球のファンでなくとも選手を育てる、使う、実に参考になるエピソードなどもふんだんに書かれている。
楽しみながらも、じっくりと奥側まで読み取っていただきたい本だ。
Posted by 上島会計 at 11時25分 パーマリンク
2012年05月08日(火)
『日本人のちょっとヘンな英語』 [お薦めの一冊]
『日本人のちょっとヘンな英語』
著者 :デイビッド・セイン
出版社:アスコム
コミックエッセイのベストセラー『日本人の知らない日本語』こちらの本は第3巻目を発行し、その部数を伸ばしている。
今回紹介したい本は、同じコミックエッセイで英語を扱ったものなのだが、著者であるデイビッド・セイン氏は日本人が実際に使っている英語が、どんなふうにネイティブには聞こえているかをコミカルに表現してくれています。
たとえば・・・
ネイティブには「How are you?」は「こんにちは。ごきげんいかがでござるか?」、「My name is 〜」は「余の名前は〜」という風に聞こえるそうだ。
なんだか愉快であっという間に英語通になった気がしてくる不思議なコミックエッセイ本だ。
Posted by 上島会計 at 10時39分 パーマリンク
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