2017年12月20日(水)
課題に集中しつつ、周辺にも目を配る [気になる○○語録]
例えば、花の写真を撮ろうとします。できるだけきれいに撮るコツは、極力美しい花を見つけて、花そのものにピントをシャープに合わせることです。花を際立たせるには、そのほうが良いのですが、周囲の風景はぼんやりと不鮮明になります。
ビジネスにおいては、経営者は目の前の花にピントを合わせながら、背景にも注意する必要があります。「このあと、日の当たり具合が変わったら、今日は、目立たない後ろの花のほうが輝きはじめるかもしれない」「新しいカメラの性能なら、向こうの花も加えたほうが面白い写真が撮れるだろう」といったことを常に考えておかなくてはいけません。
課題に集中しながら、周囲のことも目に入れておく必要があります。
〈宮内義彦著 『世界は動くー今日は新しい日だ』 (PTP研究所)〉
Posted by 上島会計 at 18時00分 パーマリンク
2017年12月01日(金)
『すべて一人でやろうとしない』 [気になる○○語録]
トップのなかには、「自分がやると100点だが、ほかの人がやると80点なので、自分がやる」
という人がいます。
その結果、何が起きるでしょうか。
一人だけが頑張り、あとの人はしらけていて、組織全体のエネルギー量が
非常に小さくなります。
仕事のできる人は、100%の力を発揮し、仕事ができない人も、できないなりに100%の力を発揮します。
そうして、全体で100%の力を出し、一つの方向に向かっていくことが必要です。
人間同士の結束力を強め、組織集団として最大のエネルギーをつくりあげるのが、
トップの務めだと思います。
〈宮内義彦著 『世界は動くー今日は新しい日だ』 (PTP研究所)〉
Posted by 上島会計 at 18時30分 パーマリンク
2017年11月14日(火)
上島税経会 秋のバスツアー 開催報告 [税経会活動報告]
11月12日(日)に、上島税経会秋のバスツアーが開催されました。
少し肌寒い気温ではありましたが天候にも恵まれました。
今回のバスツアーは、京都の平等院鳳凰堂を見学し、奈良ホテルで昼食をいただき、東大寺を見学するという行程でした。
旅行で京都に行くことがあっても、宇治の方は少し離れているから平等院鳳凰堂に行く機会がなかったり、奈良に行くことがあっても奈良ホテルに行く機会はなかったりするので、貴重なツアーでした。
朝8時出発ということで、集合時間は少し早かったのですが、朝の早さと寒さにも負けないくらい元気な皆様の姿をみて、とても楽しみにされていたのだと感じることができました。
平等院鳳凰堂では、観光シーズンということもあり、鳳凰堂内部を拝観する時間をとることができませんでした。内部を拝観できなかったことは少し残念でしたが、木々が綺麗に紅葉しており、秋を感じることができる風景に恵まれました。また風がなかったので、池の水面に綺麗に映る鳳凰堂を観ることができました。みなさん、思い思いに写真を撮られていました。
次に、天皇陛下がお泊りになられたこともある老舗ホテルの奈良ホテルで昼食をいただきました。有名な老舗ホテルで有名な茶がゆ御膳に舌鼓をうちました。今回の行程の中で、奈良ホテルでの食事や散策を楽しみにされていた方もいらっしゃったので、ぜひ感想を聞いてみたいです。満足していただけたとしたら、嬉しいです。
最後に、東大寺で主に大仏殿を拝観しました。大仏殿を拝観するより、シカと戯れることを楽しんでおられる方もたくさんいらっしゃいました。
予定帰着時刻から大幅に遅れてしまったことは私たちの反省点の一つですが、それでもバスツアーに参加された皆様が無事に戻ってこられたことが何よりです。
私は、今回初めてバスツアーに参加させていただいたのですが、皆様の温かい心に支えられているのだと強く実感し、もっと努力していかないといけないと思いました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。これからも職員一同精一杯努力していきますので、よろしくお願いいたします。
Posted by 上島会計 at 12時12分 パーマリンク
2017年11月13日(月)
上島税経会 経営革新セミナー2017 開催報告 [税経会活動報告]
11月10日、金山の名古屋都市センターにて、2017年経営革新セミナーを盛大に開催することができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回は、(株)シー・アール・エムの松村祐輔社長を講師にお招きし
「 斜陽な事業で儲ける方法教えます
〜Webを使って3年で売上を倍にする方法〜 」
をテーマに、2時間のセミナーとなりました。
セミナーの内容としては、?CRMの沿革や、業界の状況と今の時代の認識、Web産業を始めたきっかけや失敗談、Web通販で儲かるポイントという点からお話いただきました。
特に皆様の印象に残った内容としては、『Web通販を始めたきっかけと失敗の数々』と『Webの事例と立ち上げフロー』という題名でお話いただいた内容でした。なぜその事業をはじめたのか、また、何が原因で失敗したのかを分析し次に活かしていること、また、しっかりと情報を集め準備をしていく中で事業を見極めていくこと、そして、一度立ち上げた事業をC(Check)、P(Plan)、D(Do)のサイクルの中でしっかり展開していくことが印象に残ったのだと思います。
参加いただいた皆様が松村社長の話を聞きながら、たくさんメモをされ、自分の会社に活かそうとされている姿が印象に残っています。
今回のセミナーを通して、会社を見つめなおしたり、新しい視点を得たり、たくさんの刺激を得ることができたように思います。今回、時間の都合上参加することができなかった皆様も、ぜひ各担当者に話を聞いてみてください。何か、新しい発見があるかもしれません。
Posted by 上島会計 at 17時38分 パーマリンク
2017年11月09日(木)
TKC秋季大学 レポートその2 [研修報告]
先日に引き続き、小川裕史によるTKC秋季大学レポートです。
〜飯塚真規氏 『税理士業界を取り巻く最新情報とTKCの支援策
ー 中小企業の経営を伴走型で支援するために!』〜
10月26日(木)にTKC中部会秋季大学2017があり、株式会社TKCの代表取締役専務執行役員の飯塚真規氏の基調講演を拝聴してきました。
まず、TKC会員による中小企業支援の実績についての話があり、現在、金融機関から中小企業の支援の担い手として会計士・税理士事務所が注目を浴びているとのことです。それは360万ある中小企業者に対し、経営改善計画策定支援やIT導入支援、支援機関との連携等の取り組みをし、大きな成果を上げていることによるものです。
次に中小企業が生産性・業務効率の向上の為には、伴走型の支援者が必要で、その支援者としてはITを活用した会計の専門家で経営革新等支援機関たる税理士が適任であるとのことでした。それは巡回監査をする税理士が窓口となることで、他の支援機関と連携して支援することができるからです。その役割では「財務管理」と「経営能率の向上の為の情報システムの構築」が重要になってきます。
また日々の業務の中で会社の健康診断を行い、TKC経営指標BASTと呼ばれる細かな同業他社のデータを活用し中期経営計画を立て、そのモニタリングを実施することで業績を改善する「会計で会社を強くする」ことが可能になります。
会計事務所、金融機関、関与先の三者の関係を強化し、過去の決算書より将来に向けたビジネスモデルへの期待・評価をしていく為の様々なバックアップ体制が整っており、その役割を担える会計事務所として、また一人ひとりが関与先と伴走型の支援を行っていくことが求められているのだと思いました。私は入所して10か月ほどで、日々学ぶことばかりです。まだシステムや制度をうまく活用するまでの知識がありませんが、早くインプットしてきたことをアウトプットへと繋げていけるようにしていきます。
今回の講演は中小企業者の方に向けた内容ではなく、会計事務所に向けた内容だったのではないかなと思います。もう少し会計や中小企業の経営支援についての話が聞くことができれば良かったのではないのかと思いました。
Posted by 上島会計 at 12時56分 パーマリンク
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