上島会計事務所便り

名古屋の上島会計事務所から、お客様へのお知らせやスタッフが気がついたことをご案内しています。

2012年01月30日(月)

『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』 [お薦めの一冊]

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『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』
著者:福島 文二郎
出版社:中経出版

ディズニーは人材教育の「しくみ」&「しかけ」の宝庫。
本書では、部下、後輩、新入社員、正社員、派遣社員など、
相手がどんな立場でも使える、ディズニーの人材教育メソッドを紹介する。



Posted by 上島会計 at 18時02分   パーマリンク

2012年01月16日(月)

劣後ローン獲得事例 [税務お役立ち]

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賞を取ったIH保温炉

先般、上島会計事務所の顧問先が劣後ローンという
ちょっと変わった融資を獲得されましたので、そのご紹介です。

劣後ローンを獲得されたのは株式会社大弘さんという会社さんで、
今年の2月でまだ設立2年という非常に若い会社さんなのですが、
省エネタイプのIH保温炉を開発し、愛知環境賞金賞を
受賞するという快挙を達成された会社さんです。


劣後ローンという名前はあまり聞きなれない方も多いかと思いますが、
基本的には金融機関からの借入ということに違いはありません。

ただ債権としての扱いが少し変わっていることからこのような名前がついています。

通常、会社が倒産したりしたときに金融機関などの債権者は
その債権額に比例して残余財産の分配を受けることが出来ますが、
劣後ローンはこの残余財産の分配において他の債権者への分配が行われた後に、
まだ財産が残っていれば分配を受けられるという
他の債権者よりも劣った(劣後する)債権であることから
劣後ローンという名前がついています。

ただ、これは金融機関側の話で、借りている側としてはどのような違いがあるのか?
その特徴をいくつか列挙していきましょう。
(あくまで今回獲得した劣後ローンの特徴であって、
 全ての劣後ローンに共通する特徴でないものもあります)

■借入でありながら資本金として扱われる
 これが劣後ローン最大のメリットです。
 劣後ローンは金融庁の金融検査マニュアルにおいて
 その会社の査定を行う際に資本金とみなすことができるとなっています。
 実際は借入金なのに、査定の時にはこの分を資本金とみなしてくれるということです。
 借入金ではなく資本金とみなしてくれるということは、
 他の金融機関に融資を申し込んだりする際により融資を受けやすい
 ということになり、大きなメリットとなります。
 
■毎月の返済ではなく長期間据え置きののち一括返済
 通常の借入金は毎月一定額を返済していきますが、
 劣後ローンにおいては毎月の支払はその金利だけであり、
 元本については長期間(10年超)据え置いたのち、一括で返済となっています。

■金利は少し高め
 長期間据え置くこともあり金利は高めに設定されています。

■金融機関の積極的な経営支援が期待できる
 具体的な内容についてはまだ分かりませんが、取引先の紹介等、
 様々な経営支援をして下さるとのことです。

このように劣後ローンを「資本金とみなしなさい」というからには、
実際に資本金のように長期安定的に使えるようになっており、
また貸し出した金融機関も株主かのように積極的にその会社を支援していくことが
期待される貸出ということです。
(もちろん実際に株主のように経営に口出しをすることはできませんが)

今回このような特殊な融資を受けられたのは愛知環境賞金賞受賞という実績による
面が大きいと思いますが、このような具体的な賞でなくても
積極的支援に値するだけの取り組みをしていらっしゃる
企業であれば劣後ローンを受けられる可能性もありますので、
是非、こんな融資もご検討されてみてはいかがでしょうか?

Posted by 上島会計 at 20時06分   パーマリンク

『新・日本型ビジネスモデル 9割をリピーターにする方法』 [研修報告]

今回の研修はフォーデイズ株式会社代表取締役社長 和田佳子さんの
『新・日本型ビジネスモデル 9割をリピーターにする方法』でした。

フォーデイズというのは核酸栄養ドリンクという商品を販売するネットワークビジネスの会社で、
この一つの商品だけを武器に300億円を売り上げているということでした。

今回、『新・日本型ビジネスモデル 9割をリピーターにする方法』ということで、
昨今売上の低迷、減少に苦しんでおられる関与先様のためにも
何かヒントになるような有意義な話が聞けるかと期待しておりましたが、
内容としては「自分が本当にいいと思うものを売るのが大事」ということを
延々繰り返しただけで少々残念な内容でした。

しかしこの極めて当たり前とも思える「自分が本当にいいと思うものを売る」ということが
実際、なかなか出来ていないというのもまた事実のように思います。

皆さんの中にも目先の利益を追うがゆえに、つい納得がいっていないモノ・サービスを
お客様に販売してしまっている方はいらっしゃいませんでしょうか?

それで目先の利益を得ることが出来ても、そのお客様から生涯に渡って
得ることが出来たはずの利益を損なってしまっているかもしれません。

今一度真摯に自社のサービス、お客様と向き合うには
素朴ながら良い思想のように思います。



午後の部は『税理士のための紛争予防税法学−注目最高裁判決を素材に』というテーマで
専修大学法学部教授増田秀敏先生による講義が行われました。
内容としては税務判決の最近のトレンドを解説するというものでした。

租税訴訟というと一昔前はまず間違いなく
納税者側が敗訴するというのが当たり前だったそうなのですが、
昨今では勝率が徐々に上がってきて10%を超えるような勢いだということです。

その背景には昨今の判決が「租税法律主義」を
より重視してきているということがあるとのことでした。

「租税法律主義」というのは税金は法律に基づいて課されなければならず、
法律に記述がないのに課税庁の恣意的な判断で課税をしてはならないという考え方です。

当たり前といえば当たり前なのですが、しかし日本ではこれが当たり前ではなく、
これまでは法律の拡大解釈ともいえるような解釈で納税者側が敗訴してきたわけですが、
これが最近の判決では大きく変わってきたということです。

何故今頃になって「租税法律主義」をより重視するようになってきたのか?
ということについての明確な回答はありませんでしたが、
課税に関して今までよりもより明確な線引きがなされるということで、
納税者側にとっては歓迎すべきトレンドですね。

我々としても法律要件をきちんと押さえた対応の必要性を感じた研修でした。


Posted by 上島会計 at 18時57分   パーマリンク

2012年01月14日(土)

『上島税経会 感謝の集い』 [税経会活動報告]

大変遅くなりましたが、感謝の集いの開催報告をさせていただきます。

11月22日、中日パレスで『上島税経会感謝の集い』を開催いたしました。当日は大変多くの皆様にご参加いただきまして、誠に有難うございました。

前半は「身近な相続を考える」ということで上島総合経営事務所代表上島淳二、及び今年より新たに設置致しました相続対策室室長上島純子によるセミナーを行わせていただきました。
皆さん熱心に聞いておられ、手前味噌ながら非常に熱のこもったいいセミナーになったように思います。
ただ時間の都合等もあり、今回のセミナーでは説明が行き届かない点も多々あったかと思いますが、その点はご容赦ください。

セミナーでもありましたが相続対策は生前から行うことが重要ですので、皆さま「まだ早い」などと思わず、早めに上島会計までご相談いただき、将来に不安を残さないような相続対策を行っていただければと思います。

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研修風景

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上島総合経営事務所代表 上島淳二

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相続対策室長 上島純子


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ボージョレヌヴォーで乾杯!

そして午後からはお待ちかねのパーティー。
所長の上島一丈の音頭でボージョレヌーヴォーで乾杯!初物のボージョレヌーヴォー、大変美味しくいただきました。
途中、職員紹介なども挟みながら、和やかに楽しくパーティーは進みました。ちなみにパーティーの間は1か月ほど前に入社したばかりの森川がBGMとしてピアノを演奏しましたが、職員一同も驚くほどの上手さでした。

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今回は相続の研修ということもあり、上島会計の古くからのお客様が多数いらっしゃり、パーティーでは皆さん、旧交を温めておいででした。
こうした面々を拝見すると、上島会計が開業して60余年、長きに亘って皆さまのご愛顧があって、今があるということを実感せずにはおれません。そして今回このようにして感謝の集いを開催することが出来たことを心より感謝申し上げます。

上島会計一同、皆さまのお役にたてるようより一層精進して参りますので、今後とも変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

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Posted by 上島会計 at 23時20分   パーマリンク

『一流の男、二流の男』 [お薦めの一冊]

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『一流の男、二流の男』

著者 :里中 李生

出版社:三笠書房




哲学・仕事・才能・財力・恋愛・逆境という6つの観点から書かれた
一流と二流の分岐点。

何が一流の男と二流の男を分けるのか・・・

一流の男になるための方法を説きます。

著者の斬新で辛口なスタイルで書かれたこの本は、
「里中流」本物のいい男論が詰まっています。



Posted by 上島会計 at 18時52分   パーマリンク

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