2011年11月25日(金)
秋季大学2011 レポート3 [研修報告]
次に森下のレポートです。
秋季大学のテーマは「急げ!経営再点検」。ということで、私は「企業経営再点検」というテーマで話し合われたパネルディスカッションを中心にまとめてみました。
パネルディスカッションは、企業、金融機関、会計事務所の3つの視点からの検証ということで、それぞれを代表して1名ずつ参加されていました。
その中で中小企業に必要なことは、会社の現状を知るということ。パネルディスカッションでは、月次の決算書を作成し、現状を知るということが大事だという話でした。
そのための方法として、TKCのシステムを活用するということでした。TKCのシステムを使い、日々の動きを入力していく。そうすることで、わかりやすく現状を把握できるとのこと。
また、それを利用し、会計事務所による月次巡回監査により、月次の決算書を作成する。そうすることで、企業の社長さんは現状を逐次把握することができるということでした。
そして、現状を知ることで次に何をすべきか。未来を予測することです。未来を予測し、会社が今後何をすべきかを考えることが大事だということです。
このような話から、現状を把握し、未来を予測することはとても重要だということがわかります。その方法は、上記のような方法もあるとは思います。しかし、上島会計では、上記のような方法を取らなくても、社長さんとの話を聞くことで現状を把握し、未来を予測する力を身につけることが必要だという話をされました。我々新人にはまだまだそのような力は無いかもしれませんが、いずれはそのような力を身につけ、即座にお客様の力になれるようになりたいものです。
中小企業の社長さんは皆さん、日々の仕事に追われ大変お忙しいこととは思います。そうした中では、このような経営分析を疎かにしてしまうこともあるかもしれません。しかし、この不況の中、中小企業がこれから生き残っていくためには、現状の把握、そして未来を予測し、今後の方針を考えることは大切だと思います。皆さんも、我々、会計事務所職員と共に経営分析をし、この不況を乗り切る未来を考えていきましょう。
Posted by 上島会計 at 23時22分