2011年11月07日(月)
『上島税経会感謝の集い』 [税経会からのお知らせ]
上島税経会会員各位
会員皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
また、平素は上島税経会の活動にご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
大震災を経たところで、円高、洪水、ギリシャ問題など経営環境は厳しさを増すばかりに
なっていますが、日々奮闘されております経営者の皆様には、ただ感服するのみです。
経営支援を柱に掲げるTKCの会計人集団ではありますが、十分なお手伝いが
できるものでもなく、先日、上島税経会のアンケートを募ったところ、
研修会、講演会の要望が多々ありました。ついては今大改正を控えている
関心事の一つでもある「身近な相続」について講演会を開催することになりました。
同時に講演会に続いて、ささやかな宴ですが日ごろの感謝の気持ちを込めて
「感謝の集い」を開宴させて戴きます。
是非とも、ご夫婦、ご子息、お友達伴々お出かけ下さるようご案内申し上げます。
上島会計事務所
上島税経会 代表 上島淳二
講演会 開演午後5時30分から6時20分
テーマ「身近な相続を考える」
感謝の集い 開宴午後6時30分から8時20分
ボジョレーヌーヴォーで乾杯!
■会場 中区栄 中日ビル5階 中日パレス(052-261-8851)
■参加会費 ご招待(指定駐車場2時間サービスあり)
■申込み 上島会計事務所 FAX052-871-7260まで
なお当日の宴席は着席スタイルとなっておりますので、
必ず出席のご返事をお願いします。
また、会場定員を超えるときは、申込み先着順となりますことご了承ください。
Posted by 上島会計 at 16時27分 パーマリンク
2011年10月28日(金)
『読めますか?小学校で習った漢字』 [お薦めの一冊]
今月の1冊は『読めますか?小学校で習った漢字』
(著者:守誠、出版:サンリオ)です。
すべて小学校で習った漢字だけで構成されている漢字読本。
簡単なはずの漢字なのに何故か書けない、読めない。
ちょっとした頭の訓練に、確認に、手頃な値段で
充実した内容の一冊です。
一部、問題の紹介を。
どちらが正しい?
A訪問 B訪門
A拡張 B拡帳
A往複 B往復
(P.115 「正しいのはどちら?」より引用)
Posted by 上島会計 at 19時42分 パーマリンク
2011年10月20日(木)
上島税経会、上島会合同ゴルフコンペ開催 [税経会活動報告]
年に一度の上島税経会、上島会合同コンペが10月12日にセントクリークゴルフクラブにて開催されました!
上島税経会としては15回目、上島会としては192回目となる今回のコンペには、ついに、皆様お待ちかね?の所長の上島一丈が参加させて頂くことになりました!
身長は参加者の中でおそらく一番大きいので、その恵まれた体格から生み出されるパワフルなプレーにご期待ください!
さて、今回は他にも前回までとは違う試みがありまして、毎年行われる年に一度の合同コンペでは、普段とは違う賞品が出されるのですが、その賞品をゴルフ場にお願いするというのではなく、上島会計のスタッフで考え、ご用意致しました!
皆様に喜ばれる賞品選びをと心がけましたが、普段とは違った楽しみを味わっていただけたでしょうか?
実は、今回の賞品の中で生鮮食品に関しては、上島会計のお客様である『(有)八百文』様にご協力して頂いております。
賞品を格安で提供して頂いただけでなく、協賛として皆様にみかんとバナナまで提供して頂いたこと、深く感謝いたします。
なんと、今回の目玉賞品は「国産の松茸」です!
お店で買えば、○万円という世界です。
『(有)八百文』様、誠にありがとうございました!
前置きはこれくらいにしまして、肝心のゴルフの話にいきましょう!
普段の上島会には出られないメンバーの中にはかなりの実力者達がおられるようですので、その方々のスコアが楽しみですね!
また、やはり上島会計のスタッフとしては、所長の上島のプレーが気になるところですが、どうなったでしょう?
さあ!いよいよ結果発表です!
優勝は・・・
石黒健司さんです!!
おめでとうございます!
見事に今回の商品の目玉であります、国産の松茸をGETされました!!うらやましいですね!
第2位は小笠原吉樹さんです!
ベストグロスも獲得されて、他にも賞を獲っていらっしゃって、優勝者よりも獲得した賞品は多かったかもしれません。
第3位は大橋法力さんでした!
最後に、次回の上島会の案内をさせて頂きます。
第193回の上島会は12/14(水)東名古屋カントリークラブで行われます。
少し寒くなって運動するにはちょうどいい気候かもしれません。
皆様のご参加をお待ちしております。
Posted by 上島会計 at 18時54分 パーマリンク
2011年10月18日(火)
『上島会計 東北旅行記 第1班』 [スタッフ便り]
震災の影響を肌で感じ、そしてお金を落として少しでも東北を支援しよう!ということで事務所では急遽東北旅行が企画されました。
2つの班に分かれて行ってきましたので、今回は第1班のご報告です。
初日は名古屋から新幹線で仙台へ向かい、仙台からレンタカーで世界遺産に登録されたばかりの平泉中尊寺金色堂へ行ってきました。
平泉は源義経ゆかりの地で、お寺の多くは平安〜鎌倉時代に建造されたんだそうです。
お寺が集まる観光地というのは日本各地にありますが、
平泉の建造物の多くは再建されたものではなく当時のままの姿で残っていて、また東北の山間にある土地ということもあって観光地然とした華やかさがなく、原始的な日本の信仰の地という雰囲気でさすが世界遺産という感じでした。
初日の夜は花巻温泉に泊まりましたが、とても大きなホテルにもかかわらず満室状態とのことで、我々と同じように東北を応援しよう!という方が多かったのかな?とちょっと嬉しくなりました。
2日目は今回の一番の目的でもある被災地視察。
車で沿岸部に向かったのですが、道中は屋根にブルーシートをのせた家や、
壁がはがれた家が散見されたものの、映像で見たような被害は見られず
「この辺りは思ったよりも被害がなかったのかな?」と思いながら見ていたのですが、
いざ沿岸部まで来てみると、そこにはやはり凄まじい被害の跡がありました。
テレビなどでは瓦礫の撤去は8割方終わって復興に向けての動きが
始まっているといったような報道がなされますが、
いざ現地を見てみると沿道にはそこかしこに1階がぐちゃぐちゃ、2階も窓が割れ、
とても人が住めるとは思えない状態の家屋が残されており、
復興どころか依然撤去を要する建物が多数取り残された状態でした。
印象的だったのはお店や家屋が津波でなくなり、人が住める街ではなくなってしまったため、
沿道に人通りが全くなく、街がゴーストタウンと化していたことです。
人気のない街で重機だけが砂ぼこりを上げて動いており、
奇妙な喧騒が響いていました。
テレビを見ていただけでは徐々に以前の状態に戻りつつあるくらいに思っていたのが、
こうして実際に見てみるとこの状態から被災前の活気を取り戻すことが可能なのか?
と思えるほどの状態で、今回、そうしたことを肌で感じることができ、
東北旅行にきた意味があったなと思うと同時に、今後もまだまだ国民全体での支援が必要で、
我々自身も少しでも手助けになるようなことが出来ればと思った次第です。
ちなみに被災地では写真を撮りたかったのですが、被災地で写真をぱちぱち撮るのも憚られたので、転載となりますが被災地の写真を。私たちが通った時には道路上の瓦礫は撤去されていましたが、この缶詰は依然中央分離帯に残されたままでした。
その後は松島でご飯を食べて軽く観光をした後、夕方に仙台へ。
我々が訪れた時には仙台はちょうど『よさこい祭り』の最中ということもあって、
仙台の夜の街は人で溢れかえっており、昼に見た震災被害を忘れさせるほどの熱気に包まれていました。
そんな中、みんなで仙台名物の牛タンを食べた後は、各自思い思いに仙台の夜を満喫し、東北経済に大いに貢献してまいりました。
そして最終日も各自自由行動で、仙台周辺を散策した後、
最後も東北支援のためにお土産を山ほど購入して、帰路に向かいました。
そんなこんなで今回の旅行では被災地がまだまだ支援を要する状態だということ、
しかしそれでも東北の人々はくじけず元気に頑張っていることが確認できた、
有意義な旅となりました。
Posted by 上島会計 at 20時30分 パーマリンク
『原子力発電と今後のエネルギー問題』 [研修報告]
今回の研修は午前中は九州大学名誉教授の佐藤浩之助さんによる
『原子力発電と今後のエネルギー問題』でした。
タイトルからタイムリーにいま大きな社会問題になっている原子力発電事故を取り上げ、
専門家による見解や、あるいは業界の裏話的な話も聞けるのかなと思っていましたが、
実際の内容は原子力発電事故に関わる話ではなく、
原子力発電の仕組みを主とした科学者視点での内容でした。
原子力発電の仕組みということでウラン235に中性子が衝突して、
そこからウラン238が出来て…とか、
アルファ線は紙で止まるが中性子線は鉛さえも透過する等々、
専門的な話が多くあまり皆さんにご紹介できるような内容はありませんでしたが、
一つだけ、興味深かった話をご紹介。
10年、20年ほど前に夢の技術として核融合という技術が
注目を浴びたのを皆さんも覚えておいでだと思います。
当時は既存の原子力発電に続く夢の技術として注目を浴びた技術ですが、
その後、常温核融合なんて実現不可能なんじゃないかということで
いまではカルト的な扱いを受けている技術という印象でした。
しかし先生によると常温核融合はその後も着実に研究が進んでいて、
近々に国際的な実験施設がフランスに建設予定で、
今世紀の半ばにも発電に貢献可能なところまで実用化が進むということでした。
世間では既存の原子力発電でさえ廃止論が取り沙汰されているなか、
科学の世界では超然と研究が進められているということに多少の驚きを感じましたが、
一方では人類の未来的な進歩を考えると扇情的に科学技術を否定するのではなく、
自らの可能性を信じて研究を進めていく姿勢もやはり必要な姿勢なのではないか?
今回の研修は、そんなことを思い起こさせてくれるような内容でした。
そして午後からは甲南大学会計大学院長川崎照行さんによる
「中小企業会計指針をめぐる最新動向」という講演。
中小企業の会計指針とは計算書類の作成にあたって中小企業が拠るべき会計指針で、
これに沿った会計処理を行うことで財務諸表の信頼性が高まり、
金融機関からの融資を保証する信用保証協会の保証率が
0.1%優遇されるといったようなメリットがあります。
しかし従来の中小企業会計指針は大企業向けの会計ルールを多少簡素化しただけのものであり、
会社によっては経理担当さえいないような中小企業にとってはまだまだ適用が難しいものでした。
そのため今回は中小企業がもっと採用しやすいような会計指針に改めるということを主眼に
議論が行われたそうです。
その結果、現在中小企業では主に税務寄りの会計を行っていますが、
今回の改定ではそのことにも配慮し、一部では税務会計も容認するといったような
大幅な歩み寄りが行われるとのことです。
これによって我々税理士事務所としても関与先の皆さんの資金繰りに
よりお力添えをしやすくなっていくものと思いますので、
今回の改定には少なからぬ期待をしていきたいと思います。
Posted by 上島会計 at 19時46分 パーマリンク
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